NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

大震災における釜石市の教訓から「 危機への対応」講演会を開催します

大震災における釜石市の教訓から
「 危機への対応」~人的被害をゼロに!~



2023年は、福井地震から75年、関東大震災から100年。過去の災害を振り返り、地震への備えなどについて皆さんとともに考える機会にします。

 

講 師 佐々木 守 氏 元釜石市防災課長
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の当時の防災課長。語り部として全国各地で講演。釜石市岩手県の沿岸部に位置し、震災では震度6弱の揺れを観測。888人が亡くなり、市内にあった住家の約29%に当たる4700戸あまりが被災した。
同市は明治から昭和にかけて2度の大津波に見舞われた経験から防災に力を入れてきた
が、「大人たちの間に過去の高さを超える津波は来ないだろうという先入観があった」と指摘。自治体が災害に備えて作成している地域防災計画について、「災害時は想定外の事態が次々と起こる。計画が役に立たないことも覚悟しておくべきだ」と話す。

日時
2023年8月22日 (火)18:30~

会場
市民プラザたけふ 多目的ホール
アルプラザ武生4階)福井県越前市府中一丁目11-2

 

参加費無料・申込み不要

 

長崎県地方自治研究集会に波多野理事が参加し講演しました

202363日、長崎県地方自治研究センター主催で長崎県地方自治研究集会が開催されました。 

その集会で丹南市民自治研究センターの波多野理事が「あなたが動けば社会をちょっと変えられる」と題して、自身のボルガライスPRする活動や当センターでの活動などで学んだことが、業務の中で活かすことができていることを講演しました。 

 長崎県地方自治研究センターでも「自治研活動を始めよう」と提起しても「新しいことに取り組むのは負担が大きい」、「何をしていいのか分からない」ということでなかなか前に進んでいかないという現実があり、その流れを打破しようと様々な活動を行っている波多野理事へ講演の依頼がありました。 

 講演後は、参加者から多くの質問があり、「町のためにやってみたいことをやることが、自治研活動なんだと分かった。肩の力を抜いて、何かやってみたいと思う」という声も聞かれました。 

 

ブラジル国籍の親子対象!給食調理員が教える!日本のお弁当教室

ブラジル国籍の親子対象!給食調理員が教える!日本のお弁当教室

チラシ画像

 玉子焼きにたこさんウインナー、からあげにスパゲティ、かわいい顔が装飾されたおにぎり、そして、うさぎの形をしたリンゴ。保育園や小学校で遠足や運動会などがあると、このようなたくさんのおかずが詰め込まれたお弁当にわくわくするのではないでしょうか。

 

 しかし、このたくさんのおかずが詰められ、ちょっとした装飾がされたお弁当は日本独特の文化の一つでもあります。

 それに気づかせてくれたのは、越前市日本語学校「Onigiri Nihongo」の講師を務める白髭バーバラさん。ブラジル人の母と日本人の父のハーフのバーバラさんからバーバラさんのお母さんが日本のお弁当が作れず悩んでいたこと、日本語学校の生徒にも日本のお弁当が作れないと悩む声があることを教えてもらいました。

 越前市には、人口の5.9%が外国籍の人がおり、多文化共生を推進する多文化共生プランも策定されています。しかし、身近なお弁当に悩んでいる外国籍の人たちがいるなんて、正直まったく知らなかった。

 

 そこで、今回はバーバラさんと越前市職員からなる「お!料理倶楽部」に所属する給食調理員と力を合わせてブラジル国籍の親子を対象にした「日本のお弁当教室」を開催することになりました。

 

 調理員さんにお弁当のメニューを考えてもらい、バーバラさんにチラシを作ってもらい、参加者を募集するとたった3日で定員が埋まり、参加したかったという声も多数聞かれました。そして、お弁当教室当日。調理員が講師となり、バーバラさんが通訳としてお弁当作りが始まりました。

 

 参加者は、うさぎの形のりんごに苦戦する姿も見られましたが、みなさん家で料理をしているので、作り方とコツをつかむとあっという間にかわいいうさぎの形をしたりんごができあがりました。

 

 さらに、玉子焼きでは、調理員が玉子焼き用の四角いフライパンで玉子焼きをクルクルとキレイに仕上げると歓声と拍手が巻き起こりました。日本人には身近な玉子焼きも、海外の人は特別な料理として感じていることが分かりました。

 この玉子焼きも参加者は、何回か玉子を巻き、コツをつかむと、お店で出てくるようなきれいな玉子焼きを完成させていました。

 

 そして、最後に作ったおかずをお弁当箱に詰めると、緑、黄、赤の色彩豊かなお弁当が仕上がり、参加者からは「難しかったけど、今度の遠足でこのお弁当を作ってあげたい」という声も聞かれ、大成功のお弁当教室になりました。

 お弁当というとても身近なところから、文化の違いに悩む外国籍の人たちがいることに改めて気づかされました。そして、外国籍の人たちのお弁当作りを学びたいというニーズも多くあると感じました。

 今回のお弁当教室は、公民館や学校などどこでもできる取り組みです。お弁当教室が身近な地域に広がり、外国籍の人たちがお弁当作りを学ぶことで、日本人との交流や文化への相互理解が深まり、地域社会とのつながりを強めることができるのではないでしょうか。

 

メディアにも取り上げられました!

4月23日 中日新聞

日本定番の卵焼き、ウインナー 彩りよく弁当箱に :日刊県民福井Web

4月23日 読売新聞

4月25日 日刊県民福井

4月28日 福井新聞

 

丹南ケーブルテレビ
日本のお弁当作り教室

 

1月30日にまちづくりみらいセミナー開催「こども家庭庁の設立とわたし」

 

まちづくりみらいセミナー こども家庭庁の設立とわたしチラシ

 

≪第7回まちづくりみらいセミナー≫
こども家庭庁の設立とわたし

ゲストスピーカー(リモート参加)
内閣官房こども家庭庁設立準備室
参事官補佐 霜大輝氏(越前市出身)
●2023年4月、こども家庭庁ができます!
●今回は、2022年から内閣官房において、こども家庭庁の設立に奔走している越前市
身の霜さんを講師に、こども家庭庁の役割や準備に関わることになったエピソードについてお話ししていただきます。

日時 2023年1月30日(月)午後6時30分~

場所 市民プラザたけふ3階 中会議室2(越前市府中一丁目11-2)

参加費 無料

 

22日に定期総会と記念講演会

20周年記念 丹南市民自治研究センター総会記念講演
「民主主義とは何か ~地域と世界から考える」
東大で読まれた本1位、2021新書大賞2位「民主主義とは何か」の著者が、
現代社会における民主主義の危機を問い、民主主義の未来を語ります。

20周年記念丹南市民自治研究センター総会記念講演チラシ

日時

2022年11月22日(火) 18:15~19:30
会場
市民プラザたけふ多目的ホールアルプラザ武生4階)
福井県越前市府中一丁目11-2

参加費無料

予約不要

 

宇野重規
東京大学社会科学研究所教授
1967年生まれ。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。千葉大学法経学部助教授などを経て現職。
主な著作に、『トクヴィル平等と不平等の理論家』(講談社学術文庫・2007年サントリー学芸賞受賞)、『保守主義とは何か』(中公新書)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書)、『自分ではじめた人たち』(大和書房)、『そもそも民主主義ってなんですか』(東京新聞)などがある。
東京大学社会科学研究所の全所的プロジェクト研究でたびたび福井県内で調査を行い、その成果は『ローカルからの再出発ー日本と福井のガバナンス』(有斐閣)、『希望学あしたの向こうに:希望の福井、福井の希望』(東京大学出版会)として刊行されている。


特定非営利活動法人 丹南市民自治研究センター

福井県越前市府中一丁目13-7 越前市役所内 越前市職員組合

電話 0778-23-8708 FAX 0778-23-7911