22日に定期総会と記念講演会
20周年記念 丹南市民自治研究センター総会記念講演
「民主主義とは何か ~地域と世界から考える」
東大で読まれた本1位、2021新書大賞2位「民主主義とは何か」の著者が、
現代社会における民主主義の危機を問い、民主主義の未来を語ります。
日時
2022年11月22日(火) 18:15~19:30
会場
市民プラザたけふ多目的ホール(アルプラザ武生4階)
福井県越前市府中一丁目11-2
参加費無料
予約不要
宇野重規氏
東京大学社会科学研究所教授
1967年生まれ。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。千葉大学法経学部助教授などを経て現職。
主な著作に、『トクヴィル平等と不平等の理論家』(講談社学術文庫・2007年サントリー学芸賞受賞)、『保守主義とは何か』(中公新書)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書)、『自分ではじめた人たち』(大和書房)、『そもそも民主主義ってなんですか』(東京新聞)などがある。
東京大学社会科学研究所の全所的プロジェクト研究でたびたび福井県内で調査を行い、その成果は『ローカルからの再出発ー日本と福井のガバナンス』(有斐閣)、『希望学あしたの向こうに:希望の福井、福井の希望』(東京大学出版会)として刊行されている。
LGBTQ、性の多様性へのALLY(アライ)を示そう!! レインボーピンバッチ再作成
2016年に丹南市民自治研究センターが作成したレインボーフラッグの形のピンバッジを再作成しました。
1.5cm×1.8cmほどのサイズで、名札や洋服につけやすいサイズです。
1個350円で、ご理解と支援をいただく方や各種団体にお買い求めを呼びかけています。
ぜひ多くの皆様のご協力をお願いします。
お買い求めは、0778-23-8708 越前市職員組合へご連絡ください。
10月からは、福井県内初となる「越前市パートナーシップ宣誓制度」もスタートします。
多様な性自認・性的指向の人々に対する理解者や支援者であることを示している人のことをALLY(アライ)といいます。性的マイノリティの当事者は、周囲の無理解によって生きづらさを抱えている場合もあります。当事者が性のあり方を表明しないと分からないように、理解ある姿も表明しなければ分かりません。このバッジや、レインボーのものを身に着けて、ALLYであることを見える化しましょう!
労働者協同組合を学ぶ市民セミナー
労働者協同組合法施行を契機に、公共サービスの社会化、市民化について議論を
市民活動団体、職員ら50名が参加
8月4日、地域共生社会やSDGsなど持続可能な地域づくりを推進していくにあたり、地域住民が主体的に参画できる新しい法人形態として大いに期待されている「労働者協同組合」について、法施行直前を好機と捉え、広く一般市民に開かれたセミナーを開催しました。
さらには全国津々浦々で展開されている協同労働の実践報告や非正規公務員の労働問題=官製ワーキングプア問題=に精通している研究者の視座を通して、市民有志が仲間を集って出資し、全員で経営に参画しながら、民主的に事業を運営し責任を分かち合っていく組織運営のダイナミズムについても理解を深めました。
「労働者協同組合」を通じて、市民の利益、働く者の利益になるための「公共サービスの民営化」ならぬ「公共サービスの社会化、市民化」について、真摯に議論をする契機にしていこうという発言が印象的でした。
「まちづくりみらいセミナー」で自分のまち考えよう
自分の住む「まち」のこと、立ち止まって考えてみよう!
暮らしやすい「まち」へ、私たちができることは!
5月から連続で開催 1回目は「地方自治ってなに?」
5月25日 (火) 午後7時から 市民プラザたけふ3階
皆さん、突然ですが最近自分たちが住んでいる地域のこと考えたことがありますか?「昔に比べれば、学校帰りに遊んでいる子どもが減ってる気がする」、「近所にお年寄りばかりで、空き家も増えてきた」、「コロナの影響でこれまでのように地域での活動が盛り上がらないな」、色々思うところはあるのではないでしょうか?
NPO法人丹南市民自治研究センターでは、私たちが住んでいる「まち」のしくみがどうなっているのか、少しでも暮らしやすい「まち」にするために、わたしたちができることはないのか、「まちづくりみらいセミナー」と題して、色んな課題を取り上げて連続講座を開催します。
第1回目は、基礎的なテーマとして「地方自治のしくみ」です。元.武生.越前市議会議員で、地域でラジオのパーソナリティも務める伊藤藤夫さんを講師に招いてお話を聞きます。是非ご参加ください。( 連絡先 0778-23-8708)
第2回は「議会の役割と仕組み」をテーマに開催を予定しています。
福井の殿下地域へ、視察交流し学ぶ
公民館の仲間と丹南自治研で協働企画して実現
「仲間がいることの大切さ」など、次の言葉も印象的
「思うは招く」「積極的に動けば何かが変わる!」
「地域づくりを楽しみながらやっているか?自問自答する」
1月30日、NPO法人丹南市民自治研究センターは、越前市公民館職員組合や越前市職員組合の仲間と共に昨年から企画を進めていた福井市殿下地区のまちづくり体験を学ぶ現地視察ツアーを行いました。
以下、参加した当センターの間所理事の報告レポートを掲載します。
今回の企画は、13人の視察団でしたが、NPO法人丹南市民自治研究センター、越前市職自治研推進委員会に加え、越前市公民館職員組合から6人の公民館主事の皆さまにもご参加をいただきました。
公民館職員組合のみなさんとの連携は、平成25年4月に高知県の四万十市の宮本さんを講師に迎えて講演会を開いたとき以来かなと思います。
これからも定期的に連携した活動をしていきたいなと考えております。
現地で迎えていただいた堂下さんは、人口約400人、高齢化率約60%、後期高齢化率約40%という殿下地区の中で、地域づくりの組織として「うららの殿下委員会」をつくりました。
基本理念は、問題の解決を行ったり、自分達で企画運営を行うのではなく、何かをやりたい人・楽し みたい人の発掘及び後押しを行う!!(連合会の諮問機関的役割)ということで、堂下さんが事務局でおられる間は、月に1回会議を行い、上手に会を回して、新聞等で報道されているような事業を次々と行いました。
しかし、堂下さんが事務局を外れると、「うららの殿下委員会」はコメンテーター的な組織で実行しない、課題解決しない組織というデメリットが目立ち、今はほとんど活動をしていないとのことでした。
色々なことに取り組できた堂下さんですが、現在は越前海岸周辺地域全体で「越前海岸もりあげ隊」を結成し、事業者や移住者と活性化の取り組みを行っています。
地域づくりの視察で、上手くいってないことも率直にお話をいただけて、改めて「仲間がいることの大切さ」も学びました。
また、「思うは招く」「積極的に動けば何かが変わる!」
「地域づくりを楽しみながらやっているか?自問自答する」
については、特に印象的な言葉でした。
講師から「地域のよいところを10個以上言える人手を挙げて!」と言われて、三田村理事長と橋本副理事長が迷いなく手を挙げられたことについて、流石と思いつつ、我々もまだまだ精進が足りないなと感じました。
今後も色々な企画をして、みなさんと勉強していきたいと思います。 (報告.間所)