





2023年9月10日、自治労長崎県本部壱岐総支部の若年層を対象とした学習会で、丹南市民自治研究センターの波多野理事が講師に呼ばれ講演を行いました。
これから自治労長崎県本部壱岐総支部の若者が若者らしく町のためにできることを始めてもらえると嬉しく思います。
大震災における釜石市の教訓から
「 危機への対応」~人的被害をゼロに!~
2023年は、福井地震から75年、関東大震災から100年。過去の災害を振り返り、地震への備えなどについて皆さんとともに考える機会にします。
講 師 佐々木 守 氏 元釜石市防災課長
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の当時の防災課長。語り部として全国各地で講演。釜石市は岩手県の沿岸部に位置し、震災では震度6弱の揺れを観測。888人が亡くなり、市内にあった住家の約29%に当たる4700戸あまりが被災した。
同市は明治から昭和にかけて2度の大津波に見舞われた経験から防災に力を入れてきた
が、「大人たちの間に過去の高さを超える津波は来ないだろうという先入観があった」と指摘。自治体が災害に備えて作成している地域防災計画について、「災害時は想定外の事態が次々と起こる。計画が役に立たないことも覚悟しておくべきだ」と話す。
日時
2023年8月22日 (火)18:30~
会場
市民プラザたけふ 多目的ホール
(アルプラザ武生4階)福井県越前市府中一丁目11-2
参加費無料・申込み不要
2023年6月3日、
その集会で丹南市民自治研究センターの波多野理事が「
長崎県地方自治研究センターでも「自治研活動を始めよう」
講演後は、参加者から多くの質問があり、「
ブラジル国籍の親子対象!給食調理員が教える!日本のお弁当教室
玉子焼きにたこさんウインナー、からあげにスパゲティ、かわいい顔が装飾されたおにぎり、そして、うさぎの形をしたリンゴ。保育園や小学校で遠足や運動会などがあると、このようなたくさんのおかずが詰め込まれたお弁当にわくわくするのではないでしょうか。
しかし、このたくさんのおかずが詰められ、ちょっとした装飾がされたお弁当は日本独特の文化の一つでもあります。
それに気づかせてくれたのは、越前市で日本語学校「Onigiri Nihongo」の講師を務める白髭バーバラさん。ブラジル人の母と日本人の父のハーフのバーバラさんからバーバラさんのお母さんが日本のお弁当が作れず悩んでいたこと、日本語学校の生徒にも日本のお弁当が作れないと悩む声があることを教えてもらいました。
越前市には、人口の5.9%が外国籍の人がおり、多文化共生を推進する多文化共生プランも策定されています。しかし、身近なお弁当に悩んでいる外国籍の人たちがいるなんて、正直まったく知らなかった。
そこで、今回はバーバラさんと越前市職員からなる「お!料理倶楽部」に所属する給食調理員と力を合わせてブラジル国籍の親子を対象にした「日本のお弁当教室」を開催することになりました。
調理員さんにお弁当のメニューを考えてもらい、バーバラさんにチラシを作ってもらい、参加者を募集するとたった3日で定員が埋まり、参加したかったという声も多数聞かれました。そして、お弁当教室当日。調理員が講師となり、バーバラさんが通訳としてお弁当作りが始まりました。
参加者は、うさぎの形のりんごに苦戦する姿も見られましたが、みなさん家で料理をしているので、作り方とコツをつかむとあっという間にかわいいうさぎの形をしたりんごができあがりました。
さらに、玉子焼きでは、調理員が玉子焼き用の四角いフライパンで玉子焼きをクルクルとキレイに仕上げると歓声と拍手が巻き起こりました。日本人には身近な玉子焼きも、海外の人は特別な料理として感じていることが分かりました。
この玉子焼きも参加者は、何回か玉子を巻き、コツをつかむと、お店で出てくるようなきれいな玉子焼きを完成させていました。
そして、最後に作ったおかずをお弁当箱に詰めると、緑、黄、赤の色彩豊かなお弁当が仕上がり、参加者からは「難しかったけど、今度の遠足でこのお弁当を作ってあげたい」という声も聞かれ、大成功のお弁当教室になりました。
お弁当というとても身近なところから、文化の違いに悩む外国籍の人たちがいることに改めて気づかされました。そして、外国籍の人たちのお弁当作りを学びたいというニーズも多くあると感じました。
今回のお弁当教室は、公民館や学校などどこでもできる取り組みです。お弁当教室が身近な地域に広がり、外国籍の人たちがお弁当作りを学ぶことで、日本人との交流や文化への相互理解が深まり、地域社会とのつながりを強めることができるのではないでしょうか。
メディアにも取り上げられました!
4月23日 中日新聞
日本定番の卵焼き、ウインナー 彩りよく弁当箱に :日刊県民福井Web
4月23日 読売新聞
4月25日 日刊県民福井
4月28日 福井新聞
特定非営利活動法人 丹南市民自治研究センター
福井県越前市府中一丁目13-7 越前市役所内 越前市職員組合
電話 0778-23-8708 FAX 0778-23-7911