NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

越前市パートナーシップ制度1周年企画のお知らせ

【イベント案内】
福井県内で初めて導入された「越前市パートナーシップ宣誓制度」は10月1日で1年を迎えます。1周年を記念して様々な企画が開催されます。
私たちだって“いいふうふ”になりたい展in福井2023

9月30日(土)~10月4日(水) 計5日間
市民プラザたけふ 3階 多目的室1(越前市府中一丁目11-2)
同性婚はなぜ必要?」「同性パートナーシップ制度との違いは?」「誰が何に困ってる?」という疑問におこたえし、同性婚(婚姻の平等)実現へ向けて社会の理解を促すと同時に、いま結婚できずに困っている同性カップルの方へより安心して生きられる方法をお伝えします。
実行委員会:ELLY福井、丹南市民自治研究センター、なろっさ!ALLYえちぜん、レインボー敦賀ダイバーシティ
実行委員会からの思い:
「私たちだって“いいふうふ”になりたい展」とは
同性婚(婚姻の平等)について考えていくただくために、戸籍上同性であるため法律上の結婚ができないカップルの困りごとや、LGBTQカップルの想い、そして結婚できない現状をできる限り安心して生きるための方法をパネルで紹介する『私たちだって“いいふうふ”になりたい展』を全国で開催」している展示会のことです。
福井県で初めて「同性パートナーシップ宣誓制度」を導入した越前市の1周年を盛り上げるため、「私たちだって“いいふうふ”になりたい展in福井実行委員会」を立ち上げ、北陸初、開催する運びとなりました。
誰かにとっての「あたりまえ」が、当たり前でないことに気づき、誰もが「自分らしく幸せに生きる権利」を持っていると知ってほしい、そんな思いが伝われば幸いです。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
③出張レインボー敦賀 #ダイバーシティ 勉強会

以下、レインボー敦賀ダイバーシティさんのinstagramから引用です!
この勉強会は、越前市が県内初のパートナーシップ宣誓制度導入1周年を記念して行われるイベント&展示会を祝福・応援する思いを込めて行います😁✨
さらに!ELLY福井とのコラボレーションも実現しました✌️✨ELLY福井さんは、県内で多様な性に関する情報発信や行政への意見提出、地域での啓発活動を行う団体です🥰
同日、13時から「私たちだっていいふうふになりたい展in福井」の展示会も、目の前の会場(多目的室1)で始まります🎊
レインボー敦賀も実行委員会のメンバーですので、お時間のある方は、展示会と勉強会、合わせて是非お越しください🥰
勉強会へは参加申し込みが必要ですが、展示会は申し込みの必要はありません。なお、今回の開催場所は越前市となりますのでご注意ください。
以下、勉強会の詳細です。
日時: 9月30日(土)14時半~16時半
会場: 市民プラザたけふ3階 多目的室2 (越前市府中一丁目11-2)
テーマ: LGBTQ+と北陸 第2弾
・LGBTQ+に関する基礎知識
・医療とLGBTQ+
・LGBTQ+を取り巻く現状
参加条件: 特になしです。ただし、当日参加は受け付けておりませんので、必ず事前にお申し込みください(当日来れない場合も大丈夫です)
参加費(運営費に使用させていただきます):一般参加者:500円 、高校生以下の方:無料
みなさまのご参加心より楽しみにしております🥳
越前市パートナーシップ宣誓制度1周年記念講演会

2023年10月1日(日曜日)
午後2時~3時30分
 市民プラザたけふ4階 多目的ホール越前市府中一丁目11-2)
「色々な“ふうふ”のかたち ~パートナーシップ制度利用者の暮らし~」
福井県内で初めて導入された「越前市パートナーシップ宣誓制度」は10月1日で1年を迎えます。1周年を記念して講演会を開催します。
県外でパートナーシップ宣誓制度を利用されている当事者をお招きして、性の多様性の視点から過ごしやすい社会、パートナーシップ宣誓制度を利用しての想いなどをお話いただきます。

自治労長崎県本部壱岐総支部の学習会で講演しました

2023年9月10日、自治労長崎県本部壱岐支部の若年層を対象とした学習会で、丹南市民自治研究センターの波多野理事が講師に呼ばれ講演を行いました。

 この学習会は、長崎県地方自治研究センターが、自治研究活動活性化を目的に「総支部で取り組む自治研活動~何か一つやってみよう~」事業を推進しており、その一環として行われました。
 
講演では「あなたが動けば社会をちょっと変えられる」と題して、自身のボルガライスの活動や当センターでの活動で学んだ「何かを新しく始めるためのコツ」について話をしました。
 
 講演後の懇親会では参加者から「前例やお金がなくても、輪が広がるのだと感じました」、「一歩踏み出すための勇気をもらえました」、「やりたいことが色々あり悩んでいましたが話を聞いてすっきりしました」、「公務員だからできないと勝手に思い込んでいました」といった声を聞くことができました。

 これから自治労長崎県本部壱岐支部の若者が若者らしく町のためにできることを始めてもらえると嬉しく思います。

 

大震災における釜石市の教訓から「 危機への対応」講演会を開催します

大震災における釜石市の教訓から
「 危機への対応」~人的被害をゼロに!~



2023年は、福井地震から75年、関東大震災から100年。過去の災害を振り返り、地震への備えなどについて皆さんとともに考える機会にします。

 

講 師 佐々木 守 氏 元釜石市防災課長
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の当時の防災課長。語り部として全国各地で講演。釜石市岩手県の沿岸部に位置し、震災では震度6弱の揺れを観測。888人が亡くなり、市内にあった住家の約29%に当たる4700戸あまりが被災した。
同市は明治から昭和にかけて2度の大津波に見舞われた経験から防災に力を入れてきた
が、「大人たちの間に過去の高さを超える津波は来ないだろうという先入観があった」と指摘。自治体が災害に備えて作成している地域防災計画について、「災害時は想定外の事態が次々と起こる。計画が役に立たないことも覚悟しておくべきだ」と話す。

日時
2023年8月22日 (火)18:30~

会場
市民プラザたけふ 多目的ホール
アルプラザ武生4階)福井県越前市府中一丁目11-2

 

参加費無料・申込み不要

 

長崎県地方自治研究集会に波多野理事が参加し講演しました

202363日、長崎県地方自治研究センター主催で長崎県地方自治研究集会が開催されました。 

その集会で丹南市民自治研究センターの波多野理事が「あなたが動けば社会をちょっと変えられる」と題して、自身のボルガライスPRする活動や当センターでの活動などで学んだことが、業務の中で活かすことができていることを講演しました。 

 長崎県地方自治研究センターでも「自治研活動を始めよう」と提起しても「新しいことに取り組むのは負担が大きい」、「何をしていいのか分からない」ということでなかなか前に進んでいかないという現実があり、その流れを打破しようと様々な活動を行っている波多野理事へ講演の依頼がありました。 

 講演後は、参加者から多くの質問があり、「町のためにやってみたいことをやることが、自治研活動なんだと分かった。肩の力を抜いて、何かやってみたいと思う」という声も聞かれました。 

 

ブラジル国籍の親子対象!給食調理員が教える!日本のお弁当教室

ブラジル国籍の親子対象!給食調理員が教える!日本のお弁当教室

チラシ画像

 玉子焼きにたこさんウインナー、からあげにスパゲティ、かわいい顔が装飾されたおにぎり、そして、うさぎの形をしたリンゴ。保育園や小学校で遠足や運動会などがあると、このようなたくさんのおかずが詰め込まれたお弁当にわくわくするのではないでしょうか。

 

 しかし、このたくさんのおかずが詰められ、ちょっとした装飾がされたお弁当は日本独特の文化の一つでもあります。

 それに気づかせてくれたのは、越前市日本語学校「Onigiri Nihongo」の講師を務める白髭バーバラさん。ブラジル人の母と日本人の父のハーフのバーバラさんからバーバラさんのお母さんが日本のお弁当が作れず悩んでいたこと、日本語学校の生徒にも日本のお弁当が作れないと悩む声があることを教えてもらいました。

 越前市には、人口の5.9%が外国籍の人がおり、多文化共生を推進する多文化共生プランも策定されています。しかし、身近なお弁当に悩んでいる外国籍の人たちがいるなんて、正直まったく知らなかった。

 

 そこで、今回はバーバラさんと越前市職員からなる「お!料理倶楽部」に所属する給食調理員と力を合わせてブラジル国籍の親子を対象にした「日本のお弁当教室」を開催することになりました。

 

 調理員さんにお弁当のメニューを考えてもらい、バーバラさんにチラシを作ってもらい、参加者を募集するとたった3日で定員が埋まり、参加したかったという声も多数聞かれました。そして、お弁当教室当日。調理員が講師となり、バーバラさんが通訳としてお弁当作りが始まりました。

 

 参加者は、うさぎの形のりんごに苦戦する姿も見られましたが、みなさん家で料理をしているので、作り方とコツをつかむとあっという間にかわいいうさぎの形をしたりんごができあがりました。

 

 さらに、玉子焼きでは、調理員が玉子焼き用の四角いフライパンで玉子焼きをクルクルとキレイに仕上げると歓声と拍手が巻き起こりました。日本人には身近な玉子焼きも、海外の人は特別な料理として感じていることが分かりました。

 この玉子焼きも参加者は、何回か玉子を巻き、コツをつかむと、お店で出てくるようなきれいな玉子焼きを完成させていました。

 

 そして、最後に作ったおかずをお弁当箱に詰めると、緑、黄、赤の色彩豊かなお弁当が仕上がり、参加者からは「難しかったけど、今度の遠足でこのお弁当を作ってあげたい」という声も聞かれ、大成功のお弁当教室になりました。

 お弁当というとても身近なところから、文化の違いに悩む外国籍の人たちがいることに改めて気づかされました。そして、外国籍の人たちのお弁当作りを学びたいというニーズも多くあると感じました。

 今回のお弁当教室は、公民館や学校などどこでもできる取り組みです。お弁当教室が身近な地域に広がり、外国籍の人たちがお弁当作りを学ぶことで、日本人との交流や文化への相互理解が深まり、地域社会とのつながりを強めることができるのではないでしょうか。

 

メディアにも取り上げられました!

4月23日 中日新聞

日本定番の卵焼き、ウインナー 彩りよく弁当箱に :日刊県民福井Web

4月23日 読売新聞

4月25日 日刊県民福井

4月28日 福井新聞

 

丹南ケーブルテレビ
日本のお弁当作り教室

 


特定非営利活動法人 丹南市民自治研究センター

福井県越前市府中一丁目13-7 越前市役所内 越前市職員組合

電話 0778-23-8708 FAX 0778-23-7911