公民館の仲間と丹南自治研で協働企画して実現
「仲間がいることの大切さ」など、次の言葉も印象的
「思うは招く」「積極的に動けば何かが変わる!」
「地域づくりを楽しみながらやっているか?自問自答する」
1月30日、NPO法人丹南市民自治研究センターは、越前市公民館職員組合や越前市職員組合の仲間と共に昨年から企画を進めていた福井市殿下地区のまちづくり体験を学ぶ現地視察ツアーを行いました。
以下、参加した当センターの間所理事の報告レポートを掲載します。
今回の企画は、13人の視察団でしたが、NPO法人丹南市民自治研究センター、越前市職自治研推進委員会に加え、越前市公民館職員組合から6人の公民館主事の皆さまにもご参加をいただきました。
公民館職員組合のみなさんとの連携は、平成25年4月に高知県の四万十市の宮本さんを講師に迎えて講演会を開いたとき以来かなと思います。
これからも定期的に連携した活動をしていきたいなと考えております。
現地で迎えていただいた堂下さんは、人口約400人、高齢化率約60%、後期高齢化率約40%という殿下地区の中で、地域づくりの組織として「うららの殿下委員会」をつくりました。
基本理念は、問題の解決を行ったり、自分達で企画運営を行うのではなく、何かをやりたい人・楽し みたい人の発掘及び後押しを行う!!(連合会の諮問機関的役割)ということで、堂下さんが事務局でおられる間は、月に1回会議を行い、上手に会を回して、新聞等で報道されているような事業を次々と行いました。
しかし、堂下さんが事務局を外れると、「うららの殿下委員会」はコメンテーター的な組織で実行しない、課題解決しない組織というデメリットが目立ち、今はほとんど活動をしていないとのことでした。
色々なことに取り組できた堂下さんですが、現在は越前海岸周辺地域全体で「越前海岸もりあげ隊」を結成し、事業者や移住者と活性化の取り組みを行っています。
地域づくりの視察で、上手くいってないことも率直にお話をいただけて、改めて「仲間がいることの大切さ」も学びました。
また、「思うは招く」「積極的に動けば何かが変わる!」
「地域づくりを楽しみながらやっているか?自問自答する」
については、特に印象的な言葉でした。
講師から「地域のよいところを10個以上言える人手を挙げて!」と言われて、三田村理事長と橋本副理事長が迷いなく手を挙げられたことについて、流石と思いつつ、我々もまだまだ精進が足りないなと感じました。
今後も色々な企画をして、みなさんと勉強していきたいと思います。 (報告.間所)