「できないというのは簡単だけれど、何か一言でいい、ヒントや声かけの出来る行政職員に」
市民ゲストの「野尻富美」さん、病児デイケア、障害児ディサービスなどを語る
NPO法人丹南市民自治研究センターの初企画「+ポケットセミナー」の第一回セミナーが、8月1日 仁愛大学駅前サテライトで開催され、福祉関係の市民、NPO、自治体職員など50名が参加しました。
第1回目のゲストスピーカーとして、越前市の野尻病院の野尻富美さんを迎え、病児デイケア「ままのて」、複合型デイサービス「てまり」、障害児デイサービス「杉の子」の事業内容や実施に至るまでの道のり、課題についてお話をお聞きしました。
自身が子育て・介護・仕事の両立に悩んだことをきっかけに病時デイケア「ままのて」を始め、また重度の障害のある子との出会いから、障害のある子もない子も、お年寄りも一緒に地域で過ごすことができないかと考え、複合型デイサービス「てまり」の実施にいたった経過などが分かりやすく紹介されれました。
そして、いろいろな課題もあるが、行政でできないことも、行政職員と一緒に悩み、活動できれば民間もがんばれる。できないというのは簡単だけれど、何か一言でいい、ヒントや声かけの出来る行政職員になってほしい、と語られました。