特別報告「今、夕張はどうなっているのか」にも深い関心
NPO法人丹南市民自治研究センターの2007年定期総会が、11月22日、越前市福祉健康センターで午後6時30分から開かれた。会員80名が参加し、事業報告と決算の承認、そして新年度の事業計画、予算などを決定した。
報告では、昨年10月のNPO法人設立総会からの一年間で10回にも及ぶ各種の市民フォーラム、事務所設置、法人認証、たんなん夢レディオでの番組作成、最近の全国への丹南自治研センターの活動紹介の急増などが報告された。
新年度の事業計画では、引き続いての各種フォーラムの開催、調査研究活動、富山の福祉施設と公共交通のスタディーツアー、NPOえちぜんとの連携、全国への情報発信、新規会員の拡大などの組織充実などを満場一致で決定し、その活動予算は会費収入の約70万円を見込んだ。
また、特別報告として、センターの伊藤理事長が10月に夕張市を視察し、副市長、議長、職員組合委員長などから聞いた財政再建計画や現状についてのレポート報告が一時間行われた。厳しい財政再建計画の内容や、それに至る経過と問題点、その中での市民や職員たちの苦労と奮闘などの内容に全員が最後まで席を立たず聞き入っていた。