職場を語り、仕事のやりがい、市民のしあわせ、など話し合う
ワークショップで全員が発言し、語りあい、良かったとの声
今年度のNPO法人丹南市民自治研究センター総会が11月29日夜、約80名が参加して越前市福祉健康センターで開かれた。
総会では最初に伊藤理事長が「今年は結成10周年の記念の年であり、地元での活動の他に3月の全国自治研実践者交流会の開催、10月の『地域を変える自治研力』の書籍発刊、11月の名古屋での全国地方自治研究集会でのビデオ、パネラー、書籍販売など多様な参加、各マスコミや、自治労新聞、月刊自治研などでの数回の活動紹介など、全国的に大きな注目を集め、地域ローカル自治研センターとしての活動が認知された年であった。だが私たちの基本はあくまでも自治体職場の現場と、この地域にある。今年もそのことを胸に刻みながら楽しい活動を行っていこう」と挨拶した。
活動方針では、さらに地域での連帯を深めながら新しい領域での活動を探っていく、役員は理事を増員して多様化する活動に対応できるようにする。予算的には書籍発刊事業に関する予算を増額して対応することなどが承認された。
総会後はこれまでは記念講演のスタイルが多かったが、今回は自治研の原点に返るとして、全国自治研集会で紹介された「自治研、きのう、今日、あした」のDVDの上映に続き、参加者を6~8名の小グループに分けてのワークショップが行われた。この中では、全員が発言し、日常の仕事や苦労、楽しみ、今後したいこと、楽しみたいこと、自治研でやりたいことなどが一時間話し合われた。
参加者からは、日頃思っている事が話せた。市役所の職員でも初めて会って話した。お互いの仕事の内容が分かった、市民の人とこんな形で話し合ったのは初めて。市役所の人はもっと地域へどんどん出てきてほしい。意外に仲間がいるんだと思った。このような形で話し合いの場がもたれたことは良かった。などの感想が発表された。