NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

福井県自治研集会 越前市と福井の二会場リモート開催

 丹南市民自治研究センター会員など4名が事例報告     2020.10.10

「公務員」失敗おそれずなんでもやれる、組織の枠を超えよう
LGBT」は人権問題、一人から仲間へ伝え、役所を動かす
ボルガライス」埋もれていた食を掘り起こし、今や世界に
「職員採用」同僚が面接決定。仲間を大事にして働き方改革

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10月10日、越前市市民プラザと自治労福井県本部の2会場を結んで、「2020福井県地方自治研究集会」が、コロナ感染対策の関係でリモート活用で開催されました。メイン会場となった越前市では35名が参加し、チラシのように第一部として四名の方がそれそれの事例報告を15分ずつ行い、その後、第二部ではトークセッションという形でした。

事例報告では、それぞれの、深い内容ある取り組みが報告されました。
川崎さんからは「公務員はいらない?」「庁内企業」「失敗を恐れずなんでもやろう」「自治研や地域活動は仕事にも必ず役立つ」など多様な示唆が出されました。
緒方さんからは「LGBT」についての知識と現実の紹介、自身が活動してきた自治研センタ、職員組合、市役所での体験と具体的な越前市の行政施策の変化が語られました。
波多野さんからは、補助金に頼らず、楽しみながら、埋もれていた「ボルガライス」という食を掘り起こし、今では市内、県内、全国やタイでも人気との紹介でした。
霜さんは「職員採用」は一緒に働く仲間全員が面接して決定し、チューター制度、自分で選ぶ研修など、仲間を大事にしつつ主体性を尊重した働き方改革の実例報告でした。

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当日は、午後に自治労の全国自治研集会がリモートで開催されたことから、2会場の参加者は午後も引き続いての参加でした。なお、今回の4名の方は当初は青森市での地方自治研究全国集会の分科会でそれぞれレポート発表の予定でしたが、青森市での開催が中止となったため、未発表で終わるのは残念との判断で福井県集会として発表し、リモートで福井会場をはじめ、全国にも発信されました。

 

 


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