NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

第15回総会 記念講演は福井新聞社の伊藤直樹氏 「コウノトリから見えてきた環境と農業.地域の未来」

 

    12月10日 越前市福祉健康センターで150名が参加

  コウノトリ再び大空に舞う 地域住民の活動と体験記者の話に感動 

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   NPO法人丹南市民自治研究センターは第15回定期総会を12月10日に越前市福祉健康センターで開き、総会後には記念講演として福井新聞社の伊藤記者による「コウノトリから見えてきた環境と農業、地域の未来」が別記のチラシのように行われました。
 
 総会では、今年度の活動報告として、福祉市民セミナー、アースディー、原発映画会、戦争と平和を語り継ぐ集いなどの取り組みが報告され、決算、地域政策研究所メンバーの全国での活動などが承認されました。また、新年度の方針としては引き続いての市民セミナーや研究活動、地域の多くの団体との連携交流、ラジオ番組「お気楽サンデー」の継続などをはじめ、理事二人の交代などが確認されました。なお、現在の会員は166名ですがさらに会員拡大にも取り組むことも決まりました。

 総会後には、会員をはじめ、コウノトリの舞う地域づくりを進めている白山地区の方々や、前日の福井新聞での紹介記事を読まれた一般市民の方など153名が参加し、福井新聞コウノトリ支局の伊藤直樹記者による「コウノトリから見えてきた環境と農業.地域の未来」の記念講演が行われました。

 伊藤記者は越前市白山地区の古民家に設置されたコウノトリ支局に寝泊りし、地域の一住民として地域行事に参加し、無農薬の米作りやコウノトリを呼び戻す自然保護の活動に実際に体験、一方でマスコミとして支援する記事の発信や支援活動に取り組んできた実態と泣いて笑ったさまざまな活動を語りました。

 その中では「コウノトリが住める環境をつくることが、地域の自然環境と生態系を守ることにつながり、そのことで未来の地域を支える子どもたちの健康を守ることにもなる。さらに子どもたちが成長して地域に住む中で地域を守って行くことにもなると気づかされた。実際にコウノトリが白山地区に飛来し、40年ぶりに放鳥された現実には住民みんなが感動した」とも話されました。

 参加者からは、「いい講演だった」「感動して涙が出た」などの声も聞かれ、会場で販売されていた下記チラシの本を買い求める人の列ができていました。

 

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