NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

第11回 丹南市民自治研究センター定期総会 120名参加

「地域政策研究所」設置など方針決める 新理事長に三田村輝士さん就任

11月18日、NPO法人丹南市民自治研究センターの第11回定期総会が越前市福祉健康センターで120名が参加して開かれ、年間活動計画、財政などが審議された。

この中で今年度新たに当センター内に「(仮称)地域政策研究所」の設置と研究員を配置する方針が決定された。

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また、新役員体制では2001年の設立以来11年間、理事を務めてきた伊藤藤夫理事長、川崎事務局長、橋本達昌理事、奥山茂夫理事の四名がが退任し、新理事長に 三田村輝士 理事、事務局長に小嶋理事を選任し、他に4名の新理事が選ばれた。

講師 気仙沼市職員組合執行委員長 佐々木守

総会後、「東日本大震災からの復興と自治体職員の関わり」をテーマとして宮城県気仙沼市の市職員労働組合執行委員長の佐々木守氏による記念講演が行われた。

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未曾有の巨大地震と大津波の中で二万人を超える尊い命が失われ地域と住民の暮らしそのものが破壊された東日本大震災気仙沼市も一千人の犠牲者を数え、まち全体が約70センチの地盤沈下を起こすなど、生活、産業などあらゆる面で甚大な被害を受けた。

それから八カ月余りが経過した今、現地で自らも被災しながら被災住民への生活支援や行政サービス維持、復興への取り組みに休むことなく従事している自治体職員たちの命をかけた生々しい仕事ぶりが語られ、参加者すべてが、その壮絶な実態と厳しい環境、自治体職員としての苦悩と苦闘に大震災が地域と住民、公務労働者に及ぼした影響の重さと深さを改めて認識した。

記念講演は下記の団体で取り組まれた。

日時 11月18日(金) 午後6時より総会 6時30分より記念講演
会場 越前市福祉健康センター4階 多目的ホール
講師 気仙沼市職員労働組合 執行委員長 佐々木守
共催 福井県地方自治研究センター 越前市職員組合
後援 自治労丹南連絡会

 


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