16日に開かれた「老親介護、家族介護」の行方を探る、市民セミナーは主催、共催団体の関係者はもとより、福祉施設、社会福祉協議会、ケアマネジャー、ヘルパー、一般市民など約180名が参加して開かれたが、終了後には、今日のセミナーを入門編として、次は具体的な介護の実態や悩み、身近な対応などについてのセミナーを開いてほしいとの声が多く寄せられた。
また、当センターの伊藤理事長も今年二月から実家に通いながら両親の介護にかかわり、オムツ交換から洗濯、入浴、散歩、食事の世話などに苦労していると生の声を紹介し参加者の多くは「本当??」と驚きの顔。
それもその筈、伊藤理事長は以前は「男子、厨房に入らず」を公言し、お茶がなければお湯を沸かすのも面倒くさいので水を飲んでいた人。それが今では一人前に親の介護に汗を流しているとは信じられない.....が、そんな人をも変えるほど介護の実態は厳しいということか。