NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

11月6日.140名が参加し定期総会と記念講演会

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新事務所の設置、20周年記念事業検討などの方針決める
副理事長に橋本弥登志さんを選任。理事は22名体制に。

 NPO法人丹南市民自治研究センターでは今年度の総会と記念講演会を上記チラシのように開催し、140名の方に参加いただきました。
総会では、前年度の活動報告、決算などが報告され、新年度方針では例年の活動に加え、近日中に新事務所の開設、設立20周年記念事業の準備などが承認されました。

また、役員改選では新たに橋本弥登志さんが副理事長に選出されるなど、数名の交代が行われ22名の理事会体制で新年度の活動を進めることが承認されました。

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 戦後73年、戦争の悲惨さ、平和の尊さ、次の世代に伝えたい
「核で平和は訪れない」「核と人類は共存できない」と学ぶ

  記念講演会は、1歳6ヶ月のときに長崎市被爆された、川副忠子氏を講師に迎え、自身の実体験を踏まえた上での核兵器の恐ろしさ、世界の核情勢、長崎での平和に対する取り組み、平和の大切さについてお聞きしました。

川副氏は、広島市長崎市原子爆弾が投下されてから今年で73年、今年の慰霊祭では広島市で30万8725名、長崎市で17万9226名の死没者名簿が慰霊碑に納めらたことや、現在もアメリカをはじめ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン北朝鮮と多くの国が核を保有して核実験を繰り返し行ってきている現実などを紹介しながら、長崎県平和祈念像の前での座り込みや、高校生を平和大使として国連の軍縮会議に送り出すなどの活動など、核のない世界、平和な世界を希求し続ける活動が継続されており、「核で平和は訪れない。核を無くすことが平和への道。核兵器廃絶への気運は高まっている。核と人類は共存できない。」と強く語られました。

いま私たちが何気なく過ごしている日々について、改めて見つめなおし、平和について考える講演会でした。

 

 

 

 

 

 


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