NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

<スーパー公務員 木村俊昭さん>を迎えての講演会!

自治体職員、名刺一枚で誰とでも会える強み生かそう
7月28日 190名が元気パワー受け、木村さんの行動力に刺激うける

地方自治体をとりまく環境が一段と厳しくなる中で、そこに働く自治体職員の意識や行動面など色んな形での改革と心構えをどのように持つべきなのか。何が求められているのか。

全国を飛び回り、地域再生の種をまき続け、地域住民や自治体職員への勇気を与えている、スーパー公務員、木村俊昭さんを迎えての講演会が7月28日、NPO法人丹南市民自治研究センターが主催し参加者190名のもとで開かれた。

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講師の木村俊昭さんは、自分の育った北海道の町と市役所勤務の体験や全国の元気な住民活動を紹介しながら、先ずは自分の住む町や働く地域を知ることが大事、その中から課題の気づきや愛着が生まれる。行政と市民が情報を共有し、役割分担をはかり、事業構想から継承力へとつなげること、それを考え、可能にするのは、そこに住み働き続ける自治体職員や町のJA、商工会議所など公共的な立場にある人たちである。そうした人々が色んな立場の人たちをつなぐ「場」をつくることが重要だ。

自治体職員は、その名刺一枚あれば、地域のどこへでも行って誰とでも会える強みを持っている。「できることを、できないに変えるのか」それとも「できないを、できるに変えるのか」その違いは市民の暮らしや地域化活性化に大きすぎる違いを生じさせる。などと分かりやすく楽しく語り、参加者からは凄い元気とヒントをもらったなどの声が聞かれた。

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また、木村さんは、越前市内で、農産物の直販所「百姓の館」「越前市のコウノトリを呼び戻す農法」「日本一の生産量である福井の六条大麦を使った(うろん)」などの生産者や関係者を次々と訪ねて懇談し視察しました。その凄まじい行動力と意欲にセンターの理事一同、圧倒されました。

木村俊昭さんのプロフィール

1984年 北海道小樽市役所に入庁し、小樽の活性化事業などで注目を浴びる。
2006年 内閣府内閣官房地域活性化統合事務局に企画官として出向。
2009年 農林水産省大臣官房政策企画官。
NHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演。スーパー公務員として著名。

 講演会の体制は下記の通り。

日時 7月28日(木) 午後6時30分より
会場 越前市福祉健康センター 4階多目的ホール(JR武生駅横)
主催 NPO法人丹南市民自治研究センター
共催 越前市 越前市職員組合
後援 福井県地方自治研究センター 自治労丹南連絡会

 木村俊昭さんのブログも、お読みください。


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