NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

丹南市民自治研究センター総会と記念講演 100名が参加

新年度は「自治体からみた国の縦割り事業の弊害」調査、研究
記念講演「子ども自立支援政策の未来」を学ぶ

11月21日夜、今年度の丹南市民自治研究センターの総会と記念講演が越前市福祉健康センターで開かれ、100名余りの参加者によって新年度の活動方針が決められ、記念講演では自治労社会福祉協議会の中西満副議長から「大きく変わる社会的用語体制と障害者自立支援法の動き」などについて学んだ。

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新年度の活動で特徴的なものは、以前の合併に関する住民投票条例や、市民自治基本条例制定など、イベント型ではない調査研究活動を行うことが確認された。具体的には「自治体からみた国の縦割り事業の弊害」の中で「子ども」「外国人」「土木建設」の三つのテーマ別に研究プロジェクトチームを作り、それらの実態を浮き彫りにしながら今後の方向を探る活動である。12月にチーム編成をしたいと提案された。

他には時宜をえた市民フォーラムの開催、先進地との視察交流、各種市民活動との連携、ラジオ「お気楽サンデー」の番組製作など例年通りであり予算総額は約140万円となった。

記念講演では、すさまじい家族崩壊と児童虐待の深刻化、児童養護施設の課題、ようやく動き出した「社会養護体制」の改革、障害者自立支援法の改正、児童福祉法改正と市町村の役割と課題などについて中西満氏から詳細な実態が話された。

この記念講演は、NPO法人丹南市民自治研究センター、自治労丹南連絡会、NPO法人自立支援ネット、NPO法人エンゼルキッズ、児童養護施設「進修学園」の指定管理者である「越前自立支援協会」などの共催の形で取り組まれた。

 


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