7月3日の「食の裏側」の市民セミナーは会場満員で椅子も不足する状況だった。食ということもあり女性の参加者が多かった。
目の前に並べられた化学薬品の粉末のビンは約80種。その粉末を使っての講師の実験で出来上がる飲み物の味と色。テレビで盛んに宣伝されている清涼飲料水と同じものに。
そこには薬品だけで作られた飲みやすい味、美味しそうな色がしっかりと含まれていた。私たちが毎日食べたり飲んだりしている食品が、化学薬品で思いのままに作られている現実。
それらに慣らされ、どっぷりと浸かりきっている食生活。日頃からコンビニ弁当やインスタント食品を食べている独身の彼いわく「俺、明日からもう食べられる物がない」で、どうするの??