議員の討論、市民参加、情報公開など必要と学ぶ
丹南市民自治研究センターでは、5月24日、自治体議会改革フォーラム代表の廣瀬克哉氏を講師に招き、議会改革に対する全国の実例や課題などを聞き、後半は鯖江市、越前市の市議会議員、市民代表によるパネルディスカッションによる「議会改革、議会がまちを変える」を開いた。
セミナーには、鯖江市民をはじめ、鯖江、越前、県議会、永平寺などの各議員、議会事務局の職員、自治体職員など60名余が参加した。
講師の廣瀬氏は現在の地方議会の中で特に改革すべき点として、議会で質問はあるが議員同士の討論がされないこと、議会に対して市民が参加できるシステムがないこと、議会の情報公開が不十分であること。をあげ、これらに対する改革へ議員や市民が一緒に取り組まなければと話した。
パネルディスカッションでは、丹南市民自治研究センターの伊藤理事長が司会をつとめ、鯖江市議会や越前市議会の実態、今すぐに可能な改革の具体案などをパネラーと語り合った。
当日のセミナーは下記のように開かれた。
日時 5月24日(木) 午後7時から9時まで
会場 ふれあいみんなの館さばえ内容1
基調講演 議会改革の課題と全国の先進事例
講師 自治体議会改革フォーラム代表 廣瀬克哉氏内容2
パネル討論「市民も変わる、議会も変わる、まちも変わる」
パネラー
鯖江市議会議員 笹川希氏
鯖江市議会議員 岩佐常守氏
越前市議会議員 玉川喜一郎氏
NPO団体 泉義信氏
コーディネーター 伊藤藤夫