戦争、平和、憲法。真剣に考えなければ....。
3月14日、丹南市民自治研究センター主催、中部地区労働福祉平和センター共催の、映画「戦争をしない国 日本」の上映会が越前市福祉健康センターで行われ約90名の市民が鑑賞した。
この映画は、終戦の中から平和を求めて制定された現在の平和憲法がどのように制定されたのか、その後の61年間でどう変わってきたのかを、戦争の実情や基地の問題、日本とアメリカの関係、最近の世界での戦争と日本の関りなど、それぞれの時代のニュースや特徴的な動きをドキュメンタリーとして綴ったものであった。
参加者は戦争を体験された年代から青年層まで幅広い市民だったが、改めて、戦争と平和、憲法の「9条」が果たしてきた役割を認識したようであった。
また、このような映画こそ、戦争の実態を知らないままに、「改憲」を唱える若い世代や政治家、女性たちにぜひ観てほしいとの声も聞かれた。
憲法を守らなかった故の現状に合わない憲法、だから変えるのか。それとも守るべきはずの憲法に合わせた国をつくるのか。世界に誇るべき平和憲法としての「第九条」を私たちはしっかりと受け止め、守らなければ、と訴える映画でした。