感謝の種まきをしたい、イラクに病院建設と話す
橋田さんは、戦場ジャーナリストとして活躍しイラクで亡くなった夫の橋田信介さんの活動や、イラクへ遺体を迎えに行った際のこと、日本政府の対応、モハマド少年の目の治療の事、戦争と平和、個人と国の関係など体験に基づく具体的な話を熱く語り、「どのような立場や仕事をしていても、各自が誇りと責任と覚悟をもってがんばってほしい」と参加者にエールを送った。
そして、今後の活動として多くの人から寄せられた温かい支援に感謝し、その善意を自分の出来る事としてイラクに残したい。具体的にはイラクの「サマーワ」に今年中に病院建設をめざし、アメリカによる最大の破壊をうけた「ファールージャ」にも二つ目の病院を建てたいと語った。
4月11日夜、丹南市民自治研究センターの結成4周年を記念して開かれた橋田幸子さんの講演会には、県内各地から約400名が参加する盛大な講演会として開かれた。