特別ゲストは松本サリン事件の 被害者「河野義行」さん
ますます好評の連続市民フォーラムの第4弾は1月28日、武生市生涯学習センターで県内各地から100名余が参加し、松本サリン事件の被害者として想像を絶する体験を味わった「河野義行」氏をゲストに迎え、「市民生活と人権、報道」をテーマとして開かれた。
河野氏は、その後、長野県の田中知事に請われ、現在は長野県公安委員に就任しているが、講演では「私の家では事件はまだ終わっていない、妻は今も入院している。事件当時はマスコミによって被害者である自分が犯人扱いされ、家庭は崩壊寸前までいった」と語った。
河野さんの講演後は中日新聞記者である飯田氏の進行で、同志社大学教授の浅野健一氏と河野さんの対談も行われ、報道被害による人権被害対する組織の必要性などが話された。
2003年1月28日(火) 午後6時30分より
武生市生涯学習センターで開催