NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

アースディえちぜん 今年も塩竃市の物産販売で参加

5月12日 (日) あいぱーく今立 今立芸術館で開催

「2019.アースデイえちぜん」が下記チラシのように開催されます。NPO法人丹南市民自治研究センターは会員の多くが実行委員会に参加し、恒例になっている当センターの活動紹介と8年前の東北大震災時から続けている宮城県塩竃市の物産販売を行います。ぜひ多くの皆さん、ご参加下さい。 

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4/10.+ポケットセミナー  講師は酒井ゆきこさん

主婦→ママさんハンドメイド作家→イベント企画会社設立

サンドーム福井で北陸最大のハンドメイド祭典開催など活躍中

 3月から始めたNPO法人丹南市民自治研究センター主催「+ポケットセミナー」2回目が下記チラシのように開催されます。ぜひ、皆様ご参加ください。

酒井さんは3年前の3月、たんなん夢レディオの「ラッキーいとうのお気楽サンデー」にも出演されていて、マルSABAの活動などをお話しいただいた方です。
お気楽サンデーの番組内で「酒井ゆきこ」で検索いただくと当時の活動が紹介されています。

 日時 4月10日 (水) 18時30分から20時まで
 場所 丹南市民自治研究センター (越前市役所から武生駅より徒歩1分)f:id:okiraku_sunday:20190403132330j:plain

 

 

「ローカルを楽しむ講演会 」 喫茶室でゆる~く開催

沼津の三澤さん、沼津自慢フェスタ.お宝発見ツアーなど紹介
まちづくりは「地元のファン.オーナーズシップ精神」で続く

3月22日の夜、鯖江市文化の館の喫茶室を会場にしてNPO法人丹南市民自治研究センターは「ローカルを楽しむ」をテーマとした講演会を開き、約30名の市民や自治体職員が沼津市職員の三澤和也氏の講演やパネルディスカッションで、地元でのまちづくりなどについて学び交流しました。(講演会チラシは当ブログの別記事で掲載しています)

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講演会の主な内容や参加者のご意見は下記のとおりでした。

講師:静岡県沼津市職員、PROUD NUMAZU研究会代表 三澤和也さんのお話

地域活動を始めたのは沼津市の隣の三島市への出向がきっかけとなった。
地元に戻りまず始めたのは、業務後の仲間同士での勉強会を始めた。(同世代で集まり部署間を越えた市役所内での勉強や、朝沼津港での朝食会ツアーや地元のお宝発見ツアー等まちに繰り出す企画)
また、今会いたい人に会いに行くプロジェクトを行う。(地元の新聞などで掲載された人に電話をして会いに行き話を聞く)

その後、市の仕事で行っていた「沼津自慢フェスタ」というイベントで、今後継続する際に、実行委員会形式で行うこととなり実行委員メンバーとして携わるようになった。
実行委員会のメンバー作りを始める中では、まちで活躍しており同世代の人を一本釣りで選び、デザイナー(チラシや幟旗などの広報物のデザイン)、バーテンダー(若手や上の世代からも慕われており、酒、料理に詳しい)、空間デザイナー(会場、店舗のレイアウト)など第一線で活躍する人をいろんな人から聞き出し仲間として活動した。
名称を「THIS IS NUMAZU」とし、市の業務や異動で変わってからも続けているのは、
・立ち上げた思いやコンセプトを伝えながら成長を支えたい
・若手職員に体験してほしい
・自分自身がバージョンアップをするため
という思いの元、イベントへの参画を一地域住民として続けている。

THIS IS NUMAZUは沼津市のために行っていたが、今度は自分のためにという思いで、自分の地元である沼津市の愛鷹地区で「あしたかローカルマーケット」を開催した。

まちづくりを続けているモットーとして
・(地元の)ファンである
・バカである
・オーナーズシップ精神
ということを大事にやっている。

【パネルディスカッション】での主な内容
地域活動をしている自治体職員3人とアドリブでその場に参加していた方1人をパネリストとしてトークセッションを行い、「楽しいローカル作りをするにはどうすれば良いか」というテーマで、それぞれのパネリストからの質問や意見を共有し話し合った。

○パネリスト
沼津市職員 PROUD NUMAZU 代表 三澤 和也さん
鯖江市職員 (一社)ゆるパブリック 理事 横井 直人さん
越前市職員 日本ボルガラー協会 会長 波多野 翼さん
○特別パネリスト(当日挙手制)
・クリエイターズカンパニー 代表 酒井 友季子さん
○司会進行
越前市職員 越前市ご当地芸人バンライフ 三河 央明 

各パネリストからの質問
・どのような想いで活動しているか
・仲間作りはどうしているか
・職場の人の反応や理解は
・新しいことをやるときに出てくる反対意見にはどう対応しているか
・公務員である強みを感じることはあるか

想いは皆さん最初はまちのためや人のためという思いの中、やはり最後は自分のために活動をしているという結論が出たり、職場に理解されたりされていなかったり、仲間の後押しがあったりと、それぞれに色んな思いがあり活動していることがわかった。

丹南自治研センター 新事務所を開設しました

市街地のど真ん中に.市民が集う「地域の学び舎」
活動は「+ポケットセミナー」で始まる

3月13日の夜、NPO法人丹南市民自治研究センターの新事務所を開設しました。
場所は越前市役所からJR武生駅寄りの場所で、市役所から徒歩一分、武生駅から徒歩2分の駅前通りに面した絶好の地点です。この場所は丹南市民自治研究センターが2001年に設立されてから約6年間、事務所が置かれた隣の建物でもあり縁の深い所です。

活動のスタートは、同日に開かれた第1回+ポケットセミナーでした。セミナーに先立ち三田村理事長は、「この場所が多くの市民に活用され、皆さんのポケットが何か一つでも膨らむような形として役立つと嬉しい」と挨拶しました。
この事務所開設は、会員はもとより、市内の社会福祉法人、市職員組合、理事長と副理事長など各位の大きな働きの中で実現したものです。 

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第1回+ポケットセミナー 新事務所で開催

ゲストの森一貴さん、現在の社会状況&まちづくりなど分析

 正しさのヒントを考える「実験の時代」
「進む不寛容」と「想像力の欠如」「肩書きや属性が解体されている」
「バックキャスティング的都市」の視点で「理想とするまち像」は?

 3月13日夜、NPO法人丹南市民自治研究センターの新しい事務所で20名余が参加し第1回+ポケットセミナーが開かれました。ゲストは、東京大学を卒業したあと鯖江に移住して、鯖江まちおこし協力隊員、学習塾運営、ものづくりRENEW、どこでも移住などの活動を続けている「森一貴」さんでした。
森さんは1時間のスピーチの中で、それぞれの活動紹介と合わせて、現在の社会状況を多方面から分析し具体的事例を紹介しながら、主に次のような話をされました。

●現在は、違和感に向き合い、正しさのヒントを探す「実験の時代」ではないか。●最近の社会では「進む不寛容/想像力の欠如」を感じている、自由があるのに選べない苦しい時代であるかも知れない。●これまでの時代の肩書きや属性が解体され始めている、属性による要請と実存とのズレの中で多くの人が苦しんでいる。●そして、匿名的社会と人間的社会に二極化していく方向がある。「二極化する時代」ともいえる。

●これからの地方やまちづくりでは、これまでのように東京や都会向けの画一化した計画やアピールでは結局は全国どこの自治体でも同じ方向と計画になってしまう。
そこに住む人たちが自分たちの地域や町について本当に「理想とするまち像」を持つのかどうかを真剣に考えるのが大事。未来のあるべき姿から今すべきことを定義して動いていく「バックキャスティング的都市づくり」が求められている。

参加者からの質問や意見も多く出て、自由に気楽に話し合う「ポケットセミナー」ならではの学びの場となり、記念写真も撮ろうと盛り上がりました。

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特定非営利活動法人 丹南市民自治研究センター

福井県越前市府中一丁目13-7 越前市役所内 越前市職員組合

電話 0778-23-8708 FAX 0778-23-7911