NPO法人 丹南市民自治研究センター

福井県丹南地域にある市民活動のNPOの活動報告ブログです。

アースデイえちぜん2017 5月14日に開催

丹南自治研センター 今年も塩釜市物産販売などで参加

 「LGBT」啓発パネルも展示 

 

今年もアースデイの活動として5月14日にいまだて芸術館を中心に「アースデイえちぜん2017」が開かれました。当日は天候にも恵まれ、別紙チラシのように越前市内の多くの団体や企業が参加し、楽しいイベントもたくさんあり多くの人で賑わいました。

この活動に対して、丹南市民自治研センターはこれまでも実行委員会に参加してきましたが、今年も具体的な活動として東北大震災被災地支援として継続している塩釜市の物産品販売を行いました。
海産物や、菓子類など毎年好評です。今後もこの活動を継続しながら東北大震災と被災の方々のこと忘れないというメッセージも発信したいと考えています。f:id:okiraku_sunday:20170515101708j:plain

また、数年前より継続した活動を展開中の「LGBT」に関する新しい企画として、今年はLGBT(性的マイノリティ)の方々が抱える社会課題をまとめたパネル(大阪市淀川区役所作成)を展示しました。このパネルは、LGBTが抱える社会問題を「見える化」することで「そうした人たちが自分の周りにもいるかもしれない」と想像していただく機会づくりを目的として作成されたものです。
なお、このパネル展示の活動は15日の読売新聞福井版でも記事として紹介されました。

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アースデイチラシ

県自治研センター総会で「LGBT」の講演会

2月22日 鯖江市文化の館で富山大の林夏生准教授が講演
  丹南市民自治研センターの緒方さんも活動報告

福井県地方自治研究センターの第25回定期総会が2月22日に鯖江市文化の館で開かれますが、その記念講演として「LGBTと自治体の役割」をテーマとして富山大学の林夏生准教授の講演が行われることになりました。

なお、記念講演に際してNO法人丹南市民自治研究センター理事の緒方佑さんから近年の丹南市民自治研究センターや越前市での活動報告も行われます。

詳細や申し込みなどは下記のチラシをご覧ください。参加費は無料で誰でも参加できます。県自治研センターでは関心ある市民の皆さんや自治体関係者の多くの参加を呼び掛けています。 

http://jichiro-fukui.jp/jichiken/entry-770.html

LGBT.チラシやバッジなど福井新聞が紹介

 丹南自治研センターの活動など詳しく掲載 

 2017年1月19日の福井新聞NPO法人丹南市民自治研究センターが3年前から継続して取り組んでいる「LGBT」への啓蒙と支援の活動などが、詳しく紹介されました。

記事の中では、昨年10月に作成したチラシや好評販売中の「レインボー.ピンバッジ」もカラー写真で紹介されています。取材には当センターの2名の理事が対応しました。

下記の記事ですので、ぜひご覧ください。

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14日に第16回定期総会と記念講演会

 

 12月14日 第16回定期総会、150名が参加。 

 縦割り行政を超えて 
  おせっかいをしごとにするために
 
福祉の現場から考える総合相談窓口
    地方自治総合研究所 上林陽治氏が講演

   NPO法人丹南市民自治研究センターは、12月14日に越前市福祉健康センターで第16回定期総会と記念講演会を開催し、会員や自治体職員など150名が参加しました。

 総会では、市民とともに学ぶ市民セミナーの開催、研究課題の先進地ツアー、市内外のNPOや市民団体との連携と交流、現会員数164名のさらなる拡大などの方針が確認され、役員改選では新理事に3名が追加選任され理事22名体制で活動の充実をめざすこととなりました。

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 記念講演では講師の上林陽治氏(地方自治総合研究所.研究員)が、「縦割り行政を超えて、おせっかいしごとにするために 福祉の現場から考える総合相談窓口」と題して、全国の実例を紹介しながら主に下記のような話をされました。

 なお、主催者側では上林さんの講演には手話通訳お二人によって聴覚障がいの参加者の方にも聞いていただけるように対応しました。

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相談窓口は全庁で、対応は「餅は餅屋で」
おせっかいを自分の仕事に付加する、そしてつなぐ

●自治体の相談窓口で働く相談員の大多数が専門職としての仕事をしながら非正規公務員として働かされており、一部では生活保護基準以下の職員も存在している。
千葉市で母子無理心中事件が発生した際、母親はそれまでに幾つもの行政関係者と接点があり個別問題で相談もしていたが、聞くほうが縦割りの範囲内で仕事をすませてしまい全体としての繋ぎや相談の深さに気づくことがなかった。
●自治体職員には担当職務以外のことを認識する努力と、気付き、組織としての「つなぐ」システムづくりが必要である。
●相談窓口は全庁で、相談を一人で対応して処理するのは無理、具体的解決は「餅は餅屋で」の方向が望ましい。
●おせっかいを自分の仕事に付加する、関係部署に確実につなぐ、この取り組みが相談する市民への基本的な対応ではないか。

参加者からは、生活保護事務に携わる中での分かりやすい示唆をいただいたとの声や、先進地の事例をさらに研究し仕事に生かしたいなどの感想が聞かれました。

今回の記念講演会は、下記のチラシのように取り組まれました。

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宮城自治研集会でLGBTレポート「優秀賞」受賞 

  
 緒方祐さん執筆、丹南自治研の活動に高い評価

   レインボーバッチ販売、好評で完売

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 10月14.15日、宮城県仙台市で開かれた第36回地方自治研究全国集会において、NPO法人丹南市民自治研究センターが3年前より取り組んでいる「LGBT」に関する一連の活動報告レポート(越前市職員組合の緒方祐さん執筆)が、約250本のレポートの中で唯一トップの「優秀賞」を受賞しました。

 緒方さんのレポートは「東京でもない大阪でもない地方でのLGBT--越前市でのLGBTの取り組みとこれから」と題して、●LGBTをとりまく全体的な環境、●越前市での、丹南市民自治研究センターの活動、越前市役所内での取り組み、●市議会での三田村議員(丹南市民自治研センター理事長)の質問、●今後の全国的な活動の呼びかけ、などが分かりやすく示された内容でした。

 選考委員長の講評では、◎職場と地域との協働作業状態、◎問題設定の斬新性と総合性、◎分析の科学性と叙述の説得性、◎成功.失敗にかかわりなく問題提起と将来展望などを考慮しての選考であったと示されていました。

 表彰は集会冒頭に行われ、緒方さんが壇上で受賞の後、スピーチを行い、同行した越前市職員組合の仲間が後方でLCBTチラシ拡大版を掲げ参加者にアピールしました。
また、ロビーでは丹南自治研センターが新たに作成したチラシ配布と、5月に作成のLGBTレインボーバッチの販売が行われ、用意したバッチ120個は夕方までに完売し、注文者全員には応えられない状況でした。

子育て支援センター」設立の活動
越前市公共サービスユニオンが「奨励賞」

 集会では越前市公共サービスユニオンの「社会的養護の裾野を拡げていくために」をテーマとした「自立支援.地域福祉研究会」の活動成果報告が「奨励賞」4本の内の一つに選ばれ受賞しました。
このレポートは児童養護施設「一陽」に働く仲間たちが越前市で「子育て支援センター」の設立を目指して取り組んだ2年間の活動報告でした。

二年前の佐賀市での全国自治研集会でチャレンジサポート事業として指定された活動でもあり、壇上で一陽の職員である橋本達昌(丹南自治研.地域政策研究所研究員)さんが全国の仲間に取り組みの経過と成果を報告しました。

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特定非営利活動法人 丹南市民自治研究センター

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